超越系ミヤマブログ

     「自己実現」より「自己実験」は如何か。

虫についての短編小説案を思考中

お題「虫」の短編小説を執筆しようと思っている。

 

ありえるパターンを列挙

■虫視点から人間を観察し、人間批判。

■人間が虫になったら、どんなことをするか・出来るかの空想物語。

■登場人物Aの虫に関するエピソードを主題にした人私小説的。

くらいしか思いつかない。

 

とりあえず、虫に関して自由連想されるものを列挙。

驚異的身体性、連携の強さ、バラエティ、数、生命力、小ささ、群、スカイフィッシュ、競争と淘汰の進化史、羽、飛行、潜水、潜土、巣、適応力、幻覚における虫、かわいい、気持ち悪い、あらゆる動物の餌、鳴き声、寿命、機械的自由意志、小ささ、個ではなく種としての実存、個より群優先、女王、母系、親知らず子知らず、卵、ふ化、変態、BOT、ホモサピエンス史における多大な影響、

 

うーん。とりあえずノリで下記に短文。

 

題:虫の王

「さて……最後の質問だ。お前はどの虫になりたい?」
 虫の王は僕に問うた。
「……。」
 言葉が詰まる。次の言い訳が思いつかない。
「どうした。ここは取調室ではないのだぞ。審判の場――法廷だ。黙秘など通らぬことくらいわかっているだろう」
 煮詰まった絶望感は、その言葉で一気に底が抜ける。
 僕の頭脳など――ホモサピエンスが築き上げてきた知性など、この虫の王の前では、余りに稚拙な屁理屈に過ぎないのだとこの一時間の審問で明らかになった。
 僕はこの法廷にホモサピエンス代表として立つことでどうにか保っていた使命感と緊張感を、握りしめた右手の硬直と共にゆっくりとほどいた。
 そして、次の言葉を吐いた。
「……スカイフィッシュ。どうせ、虫になるのなら、スカイフィッシュにしてくれないか?」
 きっと今頃、全世界に配信されているだろうこの映像を観ながら、人類は絶望し、落胆し、弛緩しているだろう。今、この時を持って、ホモサピエンスは種としての終わりを迎えるのだ。
スカイフィッシュ? お前、それは空想の虫であろう」
「そうだ。空想の虫だ。それでも、お前達の存在自体、私達ホモサピエンスにとっては空想みたいなものだ。どうだ? 出来るのか?」
「良かろう。それでは、今日を持ってお前達ホモサピエンスはスカイフィッシュとしてこの地上で生きていくのだ」

続(いや、もう終)

 

あぁ、もうやっぱ全然面白くないわ。ここから始まる物語なんぞタカがしれてる。なんかないかな。

 

趣向を変えよう。

 

昆虫分野の駆け出し研究者Aは、所属する研究室の風変りな教授Bと、スカイフィッシュを発見・捕獲し、昆虫分野の学問に一石を投じようとしている。

主人公のライバル研究者CとヒロインDは、二人の無謀な研究に懐疑的であるが、ある時から主人公Aがビデオカメラにスカイフィッシュを収めることに成功し出し、興味を抱き始めたり動揺し始める。

だが、主人公Aは、実はそれは、ハエの高速飛行をビデオカメラで撮影することでスカイフィッシュの様に見えているだけであることに気が付いている(スカイフィッシュとはハエだったという真実を認識する)。

そして……

続(いや、終)

 

まじつまらないね。

 

なんかいいアイデア浮かばないかな~。